2018.11.05現在に至るまで~妊婦健診にて~
こんばんは。翔平の母です。
翔平のことをいつも応援して下さる皆様、本当にありがとうございます。
「がんばれ」の言葉にいつも励まされ、元気をもらい、翔平に届けることができます。
ありがとうございます。
今回は、翔平の現在に至るまでの経緯をお話しさせていただこうと思います。
日記を通じて、少しずつ更新していけたらと思います。
はじめて、心臓の動きを指摘されたのは2017年5月30日の妊婦健診の時でした。
レディースクリニックで健診を受けていて、次回からは出産予定の私の地元、奈良の病院で健診という予定でした。
いつも通りエコーをしてもらい、赤ちゃんの様子を見てもらいました。
先生から「ちょっと、心臓の動きがおかしいですね。」と言われました。
エコーでは心臓の動きは分かりにくいため、断言はできず、念のため、総合病院を紹介してもらい、
その日のうちに、診てもらうことになりました。
不安な気持ちのまま、小児循環器科のある総合病院へ向かいました。
私たち、夫婦の不安は的中し、それ以上の残酷な結果が待っていました。
赤ちゃんの心エコーを診ていただき、先生からの最初の言葉は
「赤ちゃんの心臓の動きがかなり悪いです。」でした。
左心室がほとんど動いていないこと、右心室で頑張って循環させているけれど
動かなくなった心臓を回復させることは非常に困難なこと、
産まれてきても、生きていけるかどうかも分からない、
このままお腹の中で亡くなる可能性もあること。
を説明されました。
心臓の病気について知識のなかった私たちには、到底理解しきれず、
突然起こった現実に、ただただ茫然とするしかできませんでした。
診察室から出た私たちは、その場から動くことができず、
事の重大さにようやく、気付き、泣くことしかできませんでした。
お腹の中で元気に動いている赤ちゃんがどうして…
こんなにお腹を蹴っているのに…
どうしてこんなことに…
この先、どうなっていくのか…
目の前は真っ暗になりました。
大切な大切な、私の愛しい赤ちゃん…
本当に死んでしまうんだろうか…
この日は、今まで生きてきて、一生忘れることのできない日となりました。
そしてさらなる辛く重い現実が私たちを待ち受けていました。
次回の、現在に至るまでの日記に続きます。
翔平の母、静葉
2019年3月25日をもちましてしょうへいくんを救う会事務所は閉鎖致しました
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